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山内医院では、厚生労働省感染症サーベイランスを1週間単位で実施し、保健所に報告しています。そのデータをもとに、分かりやすく加工し直したのが、このページです。いまこの地域ではどんな病気が流行っているのか、感染防止の目安にして下さい。 |
■= 10 ■= 1 |
2024年1月22日〜1月28日
(第4週) |
6
ヶ
月
迄 |
12
ヶ
月
迄 |
1
歳 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10

14 |
15
19 |
20
歳
以
上 |
合
計 |
咽頭結膜熱
(プール熱)
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0 |
A郡溶血性連鎖球菌感染症
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0 |
感染性胃腸炎 |
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3
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4
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3
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1
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2
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4
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5
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水痘 |
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0 |
手足口病
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1
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1
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伝染性紅斑(リンゴ病)
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0 |
突発性発疹
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1
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1
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百日咳
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0 |
風疹
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0 |
ヘルパンギーナ
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0 |
麻疹
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0 |
流行性耳下腺炎
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0 |
RSウイルス感染症 |
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0 |
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【今週のコメント】
昨年とおなじような時期に、京都でも雪が積もりました。雪だるまを作れるほどでもなく、またすぐに溶けてしまいました。今季最強寒波は去ったものの、今度は融雪被害に気をつけないといけないという。気候の急変に要注意ですね。
インフルエンザは増えているのですが、じわじわと言った感じです。2週前の報告では、42都道府県は前週の報告数よりも増加し、5都道府県では前週の報告数よりも減少しているという状況です。沖縄県の感染者数が非常に多くなっています。当院ではB型の陽性率がかなり高くなりました。国内のインフルエンザウイルスの検出状況をみると、直近5週間(2023年第51週〜2024年第3週)ではAH3亜型が95件(64%)、AH1pdm09が37件(25%)、B型が16例(11%)とまだまだAH3亜型が多いのですが、B型も少しずつ増えています。昨年の9月から報告されだしたインフルエンザは、1週間の報告数が非常に多くなるわけでもなく、ダラダラと出続けて、昨年の今の時期の感染者数より多くなりました。例年ならば第5〜6週あたりがピークになるのですが、普通は2月ごろから報告されだすB型が、今頃から増えているので、それがどのくらいの流行になるのか全く読めません。B型が大人の間でも大流行したのはもう何年前になるでしょうか?今のところB型は保護者にはうつっていないようです。
やはり昨年と同じように、今になって感染性胃腸炎が増えてきました。保育園内で集団で出るところも増えました。嘔吐は軽いのですが、小さいお子さんはその後の下痢が少し続いたりもしています。家族内で広がって、保護者の感染も増えました。嘔吐している時はしんどいですが、続きませんので、おなかを休めるようにして耐えてくださいね。
当院では先週と同じ数でしたが、COVID-19は着実に増えています。年齢の大きい方の発熱は、何が陽性になるかわからないので、両方がわかるキットで調べるのですが、周りであまりなくてもコロナが陽性になったりします。4月からは特別扱いの点数制度もなくなるということです。でも皆さんはコロナかどうかということは気になるかもしれません。
週末は少し気温が上がりました。来週も寒い日があります。こんな時でも園外保育はあり、子どもたちは元気いっぱいですね。 |