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山内医院では、厚生労働省感染症サーベイランスを1週間単位で実施し、保健所に報告しています。そのデータをもとに、分かりやすく加工し直したのが、このページです。いまこの地域ではどんな病気が流行っているのか、感染防止の目安にして下さい。 |
■= 10 ■= 1 |
2024年1月15日〜1月21日
(第3週) |
6
ヶ
月
迄 |
12
ヶ
月
迄 |
1
歳 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10

14 |
15
19 |
20
歳
以
上 |
合
計 |
咽頭結膜熱
(プール熱)
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0 |
A郡溶血性連鎖球菌感染症
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1
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1
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感染性胃腸炎 |
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1
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3
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1
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2
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1
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8
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水痘 |
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0 |
手足口病
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1
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1
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伝染性紅斑(リンゴ病)
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0 |
突発性発疹
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0 |
百日咳
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0 |
風疹
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0 |
ヘルパンギーナ
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0 |
麻疹
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0 |
流行性耳下腺炎
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0 |
RSウイルス感染症 |
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0 |
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【今週のコメント】
予報通りに寒くなって桂駅周辺でも少しだけ雪は積もっていました。朝はちょっと雪が舞ったりもしていましたが、すぐに溶けました。今が1年でいちばん寒い時期に当たりますね。
寒くなってきましたので、インフルエンザが増えてきました。お正月をはさんで第2週は日本全体では報告数が増加した都道府県と減少した都道府県は半々になっています。桂周辺では学級閉鎖になったという学校も数か所です。保育園でも陽性になるお子さんが増えてきています。B型が陽性になる数も多くなり、学校によってはB型中心であったりします。国内のインフルエンザウイルスの検出状況をみると、直近5週間(2023年第50週〜2024年第2週)ではAH3亜型が122件(60%)、AH1pdm09が66件(33%)、B型が15例(7%)の順で、まだそれほどB型は多くはないようです。12月にA型に感染して、1か月も経たないうちにB型に罹患。また同じように12月にA型に罹患して、今回もA型であったと。周りの流行状況によるのでしょうが、本当に何に感染するかは全く読めません。
COVID-19は徐々に増えています。第10波としての大きさは、第9波の時と同じような立ち上がり方をしているので、とても大きな波にはなりそうにはないのかな、と思います。コロナウイルスの変異は、もう追うのはキリがないようです。インフルエンザも同じように細かく枝分かれして変異を繰り返していますが、コロナは季節に関わらずに少なくなったらすぐに増えてくるので、またか…という、もういい加減にウンザリ気分です。これは高齢者を診ない小児科医の意見なのであります。効果のある薬を飲まなくても、ぶり返しはなく、しんどいのは2〜3日という若い方にとってはあまり心配の要らない病気なのですが、まだまだ入院、重症化される方はあります。致死率はインフルエンザとは変わらなくなっています。
少しずつ感染性胃腸炎も増えています。嘔吐の強い方もありますが、今のところ家族内感染はありません。年齢の小さいお子さんは、保育園で下痢の子が少し増えている、という状況で広がってはいません。
今は大寒、来週もとても気温の低い日があります。晴れマークなので雪は降らないかもですが、凍りつきそうですね。 |