|
山内医院では、厚生労働省感染症サーベイランスを1週間単位で実施し、保健所に報告しています。そのデータをもとに、分かりやすく加工し直したのが、このページです。いまこの地域ではどんな病気が流行っているのか、感染防止の目安にして下さい。 |
■= 10 ■= 1 |
2023年10月16日〜10月22日
(第42週) |
6
ヶ
月
迄 |
12
ヶ
月
迄 |
1
歳 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10

14 |
15
19 |
20
歳
以
上 |
合
計 |
咽頭結膜熱
(プール熱)
|
|
|
|
■ |
■ |
■ |
■ |
■ |
■ |
■ |
■ |
|
|
|
0 |
A郡溶血性連鎖球菌感染症
|
|
|
|
|
|
|
|
|
1
■ |
|
|
|
|
|
1
■ |
感染性胃腸炎 |
|
1
■ |
|
1
■ |
|
1
■ |
|
|
|
2
■
■ |
|
|
1
■ |
|
6
■
■
■
■
■
■ |
水痘 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
0 |
手足口病
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
0 |
伝染性紅斑(リンゴ病)
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
0 |
突発性発疹
|
|
|
2
■
■ |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
2
■
■ |
百日咳
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
0 |
風疹
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
0 |
ヘルパンギーナ
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
0 |
麻疹
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
0 |
流行性耳下腺炎
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
0 |
RSウイルス感染症 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
0 |
|
|
|
【今週のコメント】
涼しくなったと思ったら、週末は急に寒くなりました。風も強く体感としては一気に冬になったようでした。キンモクセイがあちこちで満開。外に出ると甘い香りが漂ってきます。
インフルエンザはいろんな学校、幼稚園、保育園で出ています。急激には増えていません。京都府でもじわじわと増えてはいますが、まだ注意報発令の値にまでには至っていません。多かった沖縄は減りだしています。今感染者数が増えて目立っているのは、静岡、千葉、愛媛等。東北、北海道、中部地方など。気温の低い地域はまだ少ないような?分離されるウイルスは、直近5週間(2023年第37週〜2023年第41週)ではAH3亜型が119件(79%)、AH1pdm09が31件(21%)、B型1例(1%)の順であり、AH1pdm09だけが増えているわけではなさそうです。が、当院では2度目感染、という方は数名おられました。
今週はCIVID-19はありませんでした。今回の変異株では小児の感染は少ないので、保育園で感染者がいます、と言われている所でも、家族からの感染なので、中で広がっていることはないですね。このままいったん第9波は収束でしょうね。次は一体いつ増えてくるでしょうか。変異するたびに、症状は軽くなっていますので、今後は風邪として自然に治っていく方も多くなるでしょう。流行する季節がいつかわからない、というのが悩ましいところです。とはいえ、インフルエンザも今年は夏の暑い時期に増えたので、今後の動きがちょっと心配です。
感染性胃腸炎はまだ増えてきていません。年齢の小さいお子さんは下痢中心。大きいお子さんは嘔吐が続いてしんどい方もありました。が、家族内感染はありませんでした。
ずいぶんと寒くなって、いきなり冬装束になりましたが、来週は最高気温は23〜24度くらいには上がってくれそうです。でも最低気温は10度くらいのままなので…。対応できる服装を考えてくださいね。 |