今週も数は多くないのですが、時々見られ、原因の分かる発疹症のお話をします。 [原因] 黄色ブドウ球菌に感染した結果、菌の持つ表皮剥離毒素が血液中に入り、全身の中毒反応を起こしたものです。 [症状] 目や鼻、口の周りが赤くなったと思ったら、1〜2日以内にただれてきます。そして、首、腋の下、そけい部、膝のうらなどにも強い発赤がみられだし、やけどのようになります。強い痛みも伴います。高熱が出る事もありますが、あまり続かないようです。乳児が感染すると重症になり入院治療が必要になる事もあります。7〜10日後に発赤は消失し、首から手足に向って皮膚がむけ始め、ボロボロめくれていきます。だいたい2〜4週で治ります。幼児や学童が感染したときは比較的軽くすむ事も多く、少し重いとびひ(赤みの強いごく小さい水疱の集合)という印象の時もあります。 [治療] 抗生物質。メチシリン耐性ブドウ球菌(MRSA)が起炎菌の場合は注意が必要です。重症の場合は点滴、入院管理。やけどに準じた皮膚処置
随分色々な発疹症があります。この他にも原因不明で大人に多い発疹症など沢山ありますが、後はもう診断の付けられないものが殆どですね。子供さんはウイルスの感染で発疹がでることが多いので、ウイルス性の発疹症・・・と言っているものが多いでしょうか?1週間以内に治るものから、1ヶ月以上かかるものから、本当に種々ですが。感染力の少ないものが殆どだと思いますが。次回はどういう時に早く受診しないといけないか、まとめてお話します。
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