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山内医院では、厚生労働省感染症サーベイランスを1週間単位で実施し、保健所に報告しています。そのデータをもとに、分かりやすく加工し直したのが、このページです。いまこの地域ではどんな病気が流行っているのか、感染防止の目安にして下さい。 |
■= 10 ■= 1 |
2023年9月11日〜9月17日
(第37週) |
6
ヶ
月
迄 |
12
ヶ
月
迄 |
1
歳 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10

14 |
15
19 |
20
歳
以
上 |
合
計 |
咽頭結膜熱
(プール熱)
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1
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1
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A郡溶血性連鎖球菌感染症
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1
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1
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感染性胃腸炎 |
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1
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1
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1
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1
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1
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1
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1
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7
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水痘 |
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0 |
手足口病
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0 |
伝染性紅斑(リンゴ病)
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0 |
突発性発疹
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0 |
百日咳
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0 |
風疹
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0 |
ヘルパンギーナ
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0 |
麻疹
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0 |
流行性耳下腺炎
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0 |
RSウイルス感染症 |
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0 |
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【今週のコメント】
朝晩がずいぶん涼しくなったと思っていましたが、週末はまた暑くなりました…。いつまでこの暑い日が続くのでしょうか…。
これもまたいつまで増え続けるのかCOVID-19。今週は大人の方が全く来られませんでした。10歳〜14歳の年齢層が非常に多く、主に小学校、中学校での集団発生です。15歳以上の方は高校〜通学時の?感染と思われました。抗コロナの薬はどなたにも処方していません。高熱のある方もありますが、続きませんし、咳がひどい例もありませんでした。少しびっくりしたのは生後5か月のお子さん。熱が出たので、自宅のキットで調べたところ陽性。当院でも確認しましたが陽性でした。が、もうすでに熱は下がりだしており、非常に元気でした。家族のどなたも体調の悪い方はおられず、保育園でも感染者はありません。基本この年齢から感染することは非常に少ないので、調べなければ、風邪で終わっていたと思います。他の家族には今のところ感染されていないようです。5歳のお子さんは保育園で少し感染者がでているようでした。日本全体では横ばい状態です。
そして同じくらいに多かったのが、インフルエンザです。先週より非常に増えました。国立感染症情報センターでは第36週より23/24シーズンの統計を開始しました。集計されるのは第36週のものからなのですが、前週よりの報告数よりもほとんどの都道府県で増加しています。分離されるウイルスは直近5週間(2023年第32週〜2023年第36週)ではAH3亜型が33件(75%)、AH1pdm09が11件(25%)の順であったということで、前シーズンの報告よりもAH1pdm09の割足が増えています。当院でもA型しか陽性になっていませんが、冬のシーズンに感染して、また今も、という方もあり、AH1pdm09であったのかもわかりません。小学校高学年以上のクラスではコロナもインフルエンザも両方の流行があり、もはやどちらなのか調べてみないとわからない、という状況です。症状だけでは全く区別できませんし、コロナが多いクラスでもインフルエンザにが陽性、インフルエンザの多いクラスでもコロナが陽性と、どちらに感染するか何の違いなのか全くの謎!です。
次の週末は秋分の日。今度は本当に涼しくなってくれそうです。 |