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●花粉情報 No.5(2007年4月9日掲載)

  インフルエンザ情報が続いて、花粉の話はありませんでしたが、今年は杉花粉の飛散は3月4日以来殆ど少なくなっていましたが、3月末よりはヒノキの飛散が始まり、再び症状が強くなった、と、来院される方が増えました。4月2日は黄砂がすごかったですね。この影響もあるでしょうか?久しぶりに花粉情報です。

 

  花粉の飛び始めは、飛散数は多かったようですね。昨年が少なかったので、これで例年並みだと思われます。3月4日以降は殆ど多い日は無かったようですね。あまり症状の強い方はおられなかったようです。

 

  本当に入れ替わり、3月末よりヒノキ花粉の飛散が始まっています。これも気温の関係か、寒かった昨年より飛散開始は早いです。でも、これも平年並みですね。昨年は逆にヒノキの飛散は例年より多い、といわれていたのですが、今年はどうでしょうか?ゴールデンウィークまで、まだまだ続きそうです。最近は黄砂がアレルギーを悪化させるといわれていますので、黄砂の多い日には十分気をつけて下さい。
●花粉情報 No.4(2007年3月12日掲載)

  今年は予想ははずれ、飛散開始が早く、飛散量は多いようです。というか、昨年が少なかったので、平年並み、と言うべきでしょうか?今年から花粉症の症状が始まったと言うお子さん、大人の方が沢山みられます。逆に加齢のせい??年々症状が軽くなる方もあるようですが・・・。

  上図のように、最高気温が23度近かった3月4日の飛散量はかなり多いですね。この日から症状が始まったという方も多かったです。3歳ぐらいのお子さんもありました。昨年よりはかなり多いようですが、3月4日は例年よりやや多かったかもわかりません。
  3月2週前半は崩れがちの天候の日がありましたが、気温の上昇と強風のため、府下全域で1日数百個の大量花粉飛散を認めました。2週後半から3週にかけては下り坂で中等量の飛散が予想されます。今がピークで3月下旬には飛散は少なくなってくるでしょう。後もう少しピークを乗り切る対策をしましょう。

●花粉情報 No.3(2007年2月26日掲載)

  京都の飛散開始日は2月12日でした。予想よりも少し早かったですね。先週末から子どもさんも花粉症の症状を訴えてこられ、内服薬、点眼剤、点鼻薬を沢山処方しました。飛散量がまだ少ないので、中には鼻閉が強くしんどい方もおられますが、例年よりは少しはましなようです。

 

 

  花粉の飛散シーズンには、花粉との接触をできるだけ避けるために、日常生活でも注意や工夫が必要です。眼鏡やマスクはもちろん、帽子やスカーフ、長めのコートなどを着用し、できるだけ花粉から身を守る服装を心がけましょう。マスクは最近は立体で隙間から花粉が入り込まないように工夫されているものがあり、非常にいいようです。来週も暖かくなり、沢山花粉が飛散しそうです。気をつけてください。

●花粉情報 No.2(2007年2月13日掲載)

  今年の花粉飛散は少ないようですが、もう症状の出ている方もあります。まだ強い症状ではありませんが・・・今年の飛散開始日を見てみたいと思います。

 

 

  今年の飛散開始は平年並みのようです。飛散数も昨年に引き続いて多くは無いようで、ホッとしますね。とはいえ、すでにクシャミ、ハナ水が沢山出る方もおられます。「目のかゆみはまだありません。薬はまだ無くても大丈夫です。」という状態のようですが、今月末あたりは要注意。症状の重くなる方は、早い目に予防薬は飲んで下さいね。

●花粉情報 No.1(2007年1月29日掲載)
  1月の末になるとそろそろ今年の花粉の飛散の様子が気になりだします。ボチボチ、予防の薬を取りに来られる方もあります。まだまだ花粉は飛んでいませんが、鼻の様子がおかしいという方もあります。今年の花粉飛散量は幸い昨年同様多くは無いようです。少しはホッとしますね!

[花粉飛散量]
  2007年 春のスギ・ヒノキ科花粉総飛散数は全国的に過去10年平均より少なめでしょう。また2006年と比較し、東日本では多くなる地点もありますが、おおむね同じ程度でしょう。西日本はおおむね1/2前後の少ない見込みです。
これまでに得られた過去20年余りのスギ・ヒノキ科花粉の結果から、前年7月の平均気温や日照時間が平年より高かったり、多かったりするほど、翌年の花粉数が多くなることがわかっています(地域によっては前年の6月や8月の気象因子が予測に適している場合もあります)。2006年の7月の平均気温は、西日本の一部を除き全国的に平年並みでしたが、梅雨明けが遅かったこともあり、日照時間は平年よりかなり少なく、また昨年よりもごく一部を除き少なくなっていました。このため、過去10年の平均値(平年)と比較すると、2007年の飛散数は東日本で30〜50%、西日本は50〜100%、また2006年と比較しても東日本は総じて同程度、西日本は50%前後、一部同程度でしょう。

[飛散開始時期]
  スギ花粉の飛散開始は晩秋の気温が平年より高ければ例年より遅くなり、低ければ早くなる傾向があります。スギ花粉の飛散開始旬が同じ地点を線で区切った2007年の予測前線図から、現段階では平年並と予想されていますが、11月から冷え込み、年内に大雪があるとスギ花粉前線は予測図より南下し、飛散開始は早まるものと思われます。また11月になっても暖かい日が続けば、スギ花粉の一時的な年内飛散も観測されますが、実際の飛散開始は年明けて関東南部や東海では2月上旬になる可能性があります。3月上旬には東北南部や北陸に到達し、本州北端には3月中旬になるものと予想していますが、大雪になると同下旬になるでしょう。そして北海道に上陸するのは早くて3月下旬となりますが、雪次第では4月上旬となります。いずれにしてもスギ花粉前線は2月上旬から4月上旬の2ヶ月かけて日本列島を横断するものと思われます。
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