日本脳炎予防接種の取り扱いについて
(05/6/6更新)
今般,厚生労働省がマウスの脳を用いた現在の日本脳炎ワクチンとそれを接種した後の重症ADEM(急性散在性脳脊髄炎)発生との因果関係があるとの判断が下されたことから,現時点ではより慎重を期するため,定期予防接種として現行の日本脳炎ワクチン接種の積極的勧奨は行わないよう,各市町村に対し勧告を行ったものです。これは昨年7月に日本脳炎ワクチン接種後に急性散在性脳脊髄炎(ADEM)を発症した症例が厳格な科学的証明は無いが、ワクチンとの因果関係が否定できない、として認定されたことによります。
当院での対応
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現行の日本脳炎ワクチン接種については,積極的な勧奨を行わないこととしました。
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特に接種を希望される方については,説明・同意を得た上で公費により接種することは可能です。ご相談下さい。(同意書の提出が必要)
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よりリスクの低い組織培養法によるワクチンが現在開発中であることから、供給できる体制ができたときに供給に応じ、接種勧奨を再開する予定です。
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日本脳炎は,蚊によって感染しますので,蚊に刺されないよう服装などに気をつけましょう。
参照して下さい
厚生労働省:日本脳炎ワクチン接種の積極的勧奨差し控えQ&A
http://www.mhlw.go.jp/qa/kenkou/nouen/index.html
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