花粉症カレンダー (05/1/31更新

  花粉症の原因になる花粉は沢山あります。花粉の飛ぶ時期は日本の中でも随分差があります。初めはスギの時期だけに症状が出ていたのに、そのうちヒノキの飛ぶ頃も、又最近はイネ科、キク科の秋にも症状が出るようになった!と、1年を通じて調子の悪い人も多くなったようです。こうなるともう本当に辛いことですね・・・今回はどんな花粉が日本各地でどんな時期に飛ぶかをカレンダーで現しました。



  花粉にも「飛散開始日」というのがあります。これは「空中花粉計測と花粉情報標準化委員会」の基準に従って18mm四方のカバーガラスを使用して計測し、1cuあたりの数を算出した数値により決められます。毎年1月1日以降、1cuあたりの花粉の数が、2日続いて1個以上になった最初の日が「飛散開始日」とされます。花粉症の原因となる植物のほとんどは風媒花なので、花粉はたいへん飛びやすくなっています。スギやヒノキの花粉の場合、上昇気流に乗って運ばれると数十キロも離れた地域まで飛んでいきます。ブタクサ、ヨモギなどはそんなに飛距離が長くないので、飛散するのは半径数キロ程度のエリアになります。花粉の飛散予測には「多い」「少ない」などの表現が使われますが、これは前述の数え方で1cuあたりの数がO〜9個を「すくない」、10〜29個を「やや多い」、30〜45個を「多い」、50個以上を「非常に多い」という4段階表示になっています。
  空気が乾燥して風の強い日には花粉も多く飛びます。データでは「最高気温15℃以上、湿度60%以下」になると、特に多く飛ぶとされているので、「今日は洗濯ものがよく乾きそう」と思えるような日は、まさに花粉日和でもあるわけで、飛散量も多いと考えましょう。おでかけの時などは、マスクやゴーグルなどの対策をしっかりとしましょう。

■花粉の飛散予測はいろいろなサイトで毎日報告されていますね。
  下記は参考までに・・・
  http://www.sankyo.co.jp/healthcare/kahun/area/48.html
  http://www2.kissei.co.jp/kafun/sugi.htm
  http://www.pollen-net.com/

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