2018年度インフルエンザ情報 No.2 (2019/2/12更新)

2019年第5週の定点当たり報告数は43.24(患者報告数214,592)となり、前週の定点当たり報告数57.09より減少しました。都道府県別では埼玉県(65.68)、新潟県(62.51)、宮城県(58.77)、千葉県(56.89)、大分県(52.14)、石川県(51.73)、神奈川県(51.62)、福島県(51.39)、栃木県(51.30)、山梨県(48.22)、の順となり、全都道府県で前週の報告数より減少がみられました。グラフは第4週のものです。

京都市のインフルエンザの定点当たり報告数は、第4週で前週の45.29(3,125例)から47.71(3,292例)と増加しまし た。これらは京都市、全国ともに1999年の感染症新法※施 行後,最も高い値となりました。第5週からは報告数は減っています。

京都市の年齢別構成割合では中学生以下のお子さんの占める割合が増えてきました。

京都市の年齢群別構成割合では、15歳未満の方が6割くらいとなりました。全国のものとほぼ同じ。B型の流行するシーズンよりもやや少ない状態です。

国内のインフルエンザウイルスの検出状況をみると、直近の5週間(2019年第1〜5週)ではAH3亜型(53%)、AH1pdm09(46%)、B型(1%)の順で、AH3亜型の方が多くなりました。B型が少ない、というだけで、昨シーズンと似た感じの色合いとなっています。本来ならばAH1pdm09型が増えてくるかな、と思いましたが。いまどちらのウイルスが流行っているのかよくわからない状況ですね。

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