2015年度インフルエンザ情報 No.1 (15/11/30更新)

2015年第47週の定点当たり報告数は0.19(患者報告数919)となり、前週の定点当たり報告数0.14よりも増加しました。都道府県別では沖縄県(1.03)、秋田県(0.46)、福井県(0.44)、群馬県(0.32)、広島県(0.30)、福岡県(0.30)、静岡県(0.29)、愛知県(0.29)、兵庫県(0.28)、東京都(0.24)の順となっています。31都府県で前週の報告数よりも増加がみられましたが、12道府県では前週の報告数よりも減少しています。 下図は第45週のものです。


京都市では10月中旬頃より、週に1〜2名くらいの報告はありましたが、第45週あたりから少しずつ増えてきています。が、勿論まだ流行開始の数には至っていません。伏見区の小学校での流行を受けて伏見区の報告が目立ちました。下表は第47週のものです。

京都府医師会の有志が報告しているインフルエンザの発生件数、タイプ別のグラフです。B型が結構あるようです。

検出されているウイルスはAH1pdm型あり、AH3型あり。B型も結構あります。AH3型のみであった昨年とは随分違います。

今年はB型の流行する年です。A型もまたAH1pdmが見られているようでありますので、この型にまだ感染していない方は罹る可能性があります。流行の規模はどうなるでしょうか?

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