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| 山内医院では、厚生労働省感染症サーベイランスを1週間単位で実施し、保健所に報告しています。そのデータをもとに、分かりやすく加工し直したのが、このページです。いまこの地域ではどんな病気が流行っているのか、感染防止の目安にして下さい。 |
■= 10 ■= 1 |
2025年11月10日〜11月16日
(第46週) |
6
ヶ
月
迄 |
12
ヶ
月
迄 |
1
歳 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10

14 |
15
19 |
20
歳
以
上 |
合
計 |
咽頭結膜熱
(プール熱)
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0 |
A郡溶血性連鎖球菌感染症
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1
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1
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| 感染性胃腸炎 |
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1
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1
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1
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1
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4
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| 水痘 |
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0 |
手足口病
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0 |
伝染性紅斑(リンゴ病)
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0 |
突発性発疹
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0 |
百日咳
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0 |
風疹
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0 |
ヘルパンギーナ
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0 |
麻疹
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0 |
流行性耳下腺炎
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0 |
| RSウイルス感染症 |
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1
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1
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【今週のコメント】
木々の色がずいぶん変わったな〜と思いだしたら、散りだすのも早く、スケスケになってきました。でも、イチョウはまだあまり色が変わっていなくて青々としている木もありますが。もう少しでしょうか。
インフルエンザは週の半ばで、ひょっとして今が峠?感がありました。週末にはまた別の学校での集団発生があったので、先週よりは少し増えました。学級閉鎖になっているところが次々と変わって出ています。今週もB型は1例ありましたが、広がってはいないようです。あれだけ多かった沖縄は第45週で、ただ1県のみ減少に転じ、今は宮城県(47.11)、埼玉県(45.78)、神奈川県(36.57)、福島県(34.63)、岩手県(30.24)、千葉県(29.95)と関東地方が非常に増えています。国内のインフルエンザウイルスの検出状況をみると、直近5週間(2025年第41週〜2025年第45週)では、AH3亜型が92件(81%)、AH1pdm09型が13件(11%)、B型が9件(8%)の順となっています。AH1pdm09型は昨年の流行の中心だったので、今年は少なくなってきています。昨シーズンA型にり患して、今年もまた…と言う方はありますね。毎年思いますが、一度もインフルエンザには罹ったことがない、という保護者様。かたやお子さんは何回も感染して…と、この違いは一体何なんでしょうね。
感染性胃腸炎は4例のみ。例年に比べると増えてきていません。ノロウイルス胃腸炎を思わせる方もありませんでした。全国の報告を見ても少なく、今年は春にピークがありましたので今の時期は多くはならないのかもしれません。
もう一つ多くなるはずの溶連菌感染症は1例のみでした。調べても陽性にならないですね。
COVID-19は当院ではありませんが、今が一番少ない時期です。京都府の報告では少し増えだしたかとも思いましたが、今のところ横ばい状況です。
先週が少なすぎた急性呼吸器感染症は男性42名、女性44名でした。1〜4歳は28名、5〜9歳が33名と、この年齢層が多かったでした。インフルエンザではないか、と調べて陰性だったお子さんが多かったかも。10〜20歳が20名。この年齢層は、高熱が続いて咳も多いが、インフルコロナではない、という方たちでした。
来週は12月並みの低い気温になるそうです。少し前に季節外れの台風が近づいていたり、地球規模で何かが起こっているのかもしれません。熊さんたちもたっぷり木の実を食べて冬眠してくれると良いのですが…。 |