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| 山内医院では、厚生労働省感染症サーベイランスを1週間単位で実施し、保健所に報告しています。そのデータをもとに、分かりやすく加工し直したのが、このページです。いまこの地域ではどんな病気が流行っているのか、感染防止の目安にして下さい。 |
■= 10 ■= 1 |
2025年10月20日〜10月26日
(第43週) |
6
ヶ
月
迄 |
12
ヶ
月
迄 |
1
歳 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
8 |
9 |
10

14 |
15
19 |
20
歳
以
上 |
合
計 |
咽頭結膜熱
(プール熱)
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0 |
A郡溶血性連鎖球菌感染症
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1
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1
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1
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3
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| 感染性胃腸炎 |
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1
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1
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2
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| 水痘 |
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0 |
手足口病
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0 |
伝染性紅斑(リンゴ病)
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1
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1
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突発性発疹
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0 |
百日咳
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0 |
風疹
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0 |
ヘルパンギーナ
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0 |
麻疹
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0 |
流行性耳下腺炎
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0 |
| RSウイルス感染症 |
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0 |
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【今週のコメント】
気温は一気に下がりました。雨が降ると最高気温は低くなります。今はもう晩秋の感じです。木々の紅葉も今までの遅れをとりもどすかのようにアッという間に進んでいます。しみじみとしている間もないですね。
今週一番報告数の多かったのはインフルエンザでした。学級閉鎖になったクラスがあるので、かたまって出ています。すべてA型でした。検出されているのもAH3型が中心です。最近はB型が出ている、ということはあまり聞いていません。B型はコロナ以前から山形株が検出されなくなり、今は流行しているのはBビクトリア株のみになっています。したがってワクチンに含まれるのもA型2種、B型1種の3種類になりました。これは昨シーズンからになっています。ウイルスの変遷もいろいろあるのですね。今報告数の多いのは相変わらずダントツで沖縄県、次にはやはり関東圏が多くなっています。まだ京都ではじわじわとしか増えてきていません。最近の流行開始は早くなっているので、急激に増えてくるのがいつ頃になるのかよくわからなくなりました。
次に多かったのは溶連菌感染症。とは言え3名のみですが。年齢の小さい方中心です。湿疹が多くて真っ赤になっているお子さんもありました。咽頭痛が非常に強くなるのが特徴ですが、咽頭痛が強くても典型的な咽頭所見のない方は陽性にならない場合も多いです。何か他のウイルスが原因になっているのでしょうか?
COVID-19も咽頭痛が強いですが、ほとんど年齢の大きい方になるので、熱はなくても体がだるい、との訴えが多いです。感染者は減っているので、今週も報告はありませんでした。冬の流行期にはいって増えてくるのはもう少し先ですね。
急性呼吸器感染症は未だに意味が分かりません。今週は男性41名、女性28名でした。1〜4歳は27名、5〜9歳が15名、10〜14歳が18名と、大きい年齢のお子さんが多かったように思います。インフルエンザが流行する年代なので、受診者が増えてくるのかもしれません。RSウイルスは陽性にはならない、0歳のお子さんも5名ありました。急激に寒くなって、風邪の症状の出るお子さんが目立ってきています。
週末から気温が下がって、来週は最高気温が20度を割る日が増え、最低気温も10度以下となります。ついこの間まで半そでを着ていたのに、今は長そでに厚手の上着が必要になっています。っそれでも子どもたちは上着の下は半そでだったりと元気です。 |