【今週のコメント】
暖かい1週間でしたが、週末土曜、日曜は非常に冷え込みました。急激な温度差です。日曜はみぞれまじりの冷たい雨がぱらつきました。
インフルエンザは流石にパラパラと見られるようになってきましたが、多くはありません。ほぼ例年と流行状況と変わらないようですね。今週は関東地方に帰省してそこで家族全員感染された方がありました。他、小学生が2名。クラスで流行はありません。その他の大人の方は、どこからうつったのか不思議なことに全員仕事をされていない主婦の方達。お母さんからうつった小学生が1名。保育所でも、インフルエンザの方がでています・・・、というような程度でまだ爆発的な流行にはつながっていません。例年なら来週の後半あたりからですので、この冷え込みで、来週はすごく増えているでしょうか?感染性胃腸炎は年が明けてもまだ多いですね。ロタウイルスが陽性になる方はまだありません。溶連菌感染症は今週はゼロでした。昨年は今頃も多かったのですが、例年はインフルエンザの流行が終りかける頃に多くなる傾向があります。
学校が始まって1週間が経ちました。また急に寒くなりましたので、今からいろいろな病気も増えてきそうです。どうぞお気をつけ下さい。
■今週のトピックス<インフルエンザ情報No.5>
流行の立ち上がりが全国的には非常に早かったのですが、その後の状況はどうでしょうか・・・。すごい勢いで増えているわけではなさそうですね。
感染症発生動向調査によると、インフルエンザの定点当たり報告数は2007年第42週以降増加が続いており、第51週は7.2(報告数34,028)でした(図1)。都道府県別では、青森県(22.3)、和歌山県(19.3)、岡山県(14.5)、北海道(13.6)、兵庫県(13.2)、山梨県(12.9)、千葉県(12.2)、埼玉県(12.1)、静岡県(10.7)、広島県(10.6)の順となっています。これまで定点当たり報告数が多かった北海道は前週よりも減少したものの、青森県ではこの5週間で報告数が急増し、その他全国の多くの地域においても報告数の増加がみられています(図2)。


京都市の定点当たり報告数は1.63で,過去5年平均値(2.09)を下回っていますが,第50週(1.22)に比べ増加しています。

第36週以降のインフルエンザウイルスの分離報告数は37都道府県から716件であり、うちAH1亜型(Aソ連)644件(89.9%)、AH3亜型(A香港)61件(8.5%)、B型11件(1.5%)となっており、今シーズンはこれまでのところ国内におけるインフルエンザ流行の原因ウイルスの大半はAH1亜型であると思われます(図4)。

これらは、第51週のデータですので、今年に入ってからの分は集計はまだです。当院でも患者さんは増えてきていますので、これよりももっと多くはなっているものと思います。いつもバーストと感じる日があり、毎年1月の25日前後です。昨年はあまりなかったような気もしますが・・・。 |