【今週のコメント】
1週間ずっと雨が降り続きましたね。週末は台風4号の上陸のため、各地で大きな被害をもたらしました。西日本では2か月分の雨が週末の2日間で降ったところも・・・。
殆ど雨の毎日で、気温はやや低め。朝夕は涼しいものの蒸し暑い毎日で、多くなりかけたヘルパンギーナはまた少なめでした。感染性胃腸炎はじりじりと減っているようです。溶連菌感染症は本当に少なくなりました。喉を見て、少し大きいタイプの口内炎が集積し、赤みが非常に強く、溶連菌かな?夏風邪の所見かな?と紛らわしいものが多くなっていますが、調べても殆ど溶連菌は陽性に出ませんでした。来られる患者さんは咳もハナもなく、突然に高熱が出て・・・といった典型的な夏風邪の患者さんが増えてきています。また熱は高くなくても強い頭痛を訴えて来られる、というのも、夏風邪の特徴の一つですね。おたふくかぜは少し多いようです。気圧の低さのせいか、咳の続く方、喘息の発作を起こされる方もぱらぱらでした。雨が多く、気温の低い7月でしたが、もう来週からは夏休みです!天候は悪かったですが、この連休に早々と帰省したり、旅行に出かける方も多いようでした。いつもながら、どこかに行くとなる時に熱を出したりするお子さんがおられ、折角楽しみにしていることを中止せざるを得なくなったりするのですが、長い人生!また次の機会を待ちましょうね!
■今週のトピックス<伝染性紅班>
今年は京都では伝染性紅斑はあまり多くはありませんが、全国的に他地域では随分多いようです。京都では昨年が多かったですね。昨年は他に、三重、広島等一部の地域でかなり流行していたようです。
過去10年間との比較グラフ

伝染性紅斑は、例年1月から7月にかけて患者届出数が増加し、その後減少していきます。過去の流行状況は、京都府、全国ともに1991〜1992年、1996〜1997年、2001〜2002年とそれぞれ2年に亘る流行が3年おきにみられ
ました(5年周期)。2006年は京都府は高い水準で推移しました。今年度はそれほど多くはありませんがパラパラと見られています。
定点当たり発生数の推移(京都市) 平成18年1月2日〜平成19年07月01日まで
今年は京都ではあまり多くは無いのですが、流行の多い年に見られたように、年齢の小さい1歳までの方の感染例もあります。軽くて問題にならない病気なのですが、大人で感染すると、関節炎の症状が強いですし、発疹はあまりはっきりせず、手足のみがひどい蕁麻疹のようにパンパンに腫れたりするので、チョッと診断しにくい場合が多いです。発疹のみが繰り返したり出たりと、免役的にどういう動き方をしているのか、非常に興味の大きい病気ではあります。 |