山内医院では、厚生労働省感染症サーベイランスを1週間単位で実施し、保健所に報告しています。そのデータをもとに、分かりやすく加工し直したのが、このページです。いまこの地域ではどんな病気が流行っているのか、感染防止の目安にして下さい。
■= 10 ■= 1
2007年3月12日〜3月18日

(第11週)
6


12


1
2 3 4 5 6 7 8 9 10

14
15

19
20



咽頭結膜熱 (プール熱)
            0
A郡溶血性連鎖球菌感染症
          1
  2

1
    1
    5




感染性胃腸炎   2

5




8






3


1
2

2

1
5




  4



  3


36






水痘
        2

1
2

              5




手足口病
    1
                      1
伝染性紅斑(リンゴ病)
                            0
突発性発疹
  1
                        1
百日咳
                            0
風疹
                            0
ヘルパンギーナ
                            0
麻疹
                            0
流行性耳下腺炎
                            0
RSウイルス感染症                             0

インフル エンザ 6


12


1
2

3

4 5 6 7 8 9 10

14
15

19

合計
60






    3


3


5




3


4



3


3


2

5




15




1
47








20

29
30

39
40

49
50

59
60

69
70

79
80


           
2

9




 


2

                   
13


【今週のコメント】
  随分寒い1週間でした。2月よりも3月が寒い感じ?桜の開花予想も例年よりは早いでしょうが、少し足踏みしているのではないでしょうか?
  まだまだ寒いせいか、インフルエンザは減りませんね・・・。今年は第5週目に70人以上の報告で、それ以後6週間もずっと60人を越しています。例年では大体3〜4週多い時期があり、その後はぐっと減っていくというパターンです。1週間の報告数は大流行の年のピーク時には150人近くありますので勿論すごく流行っているという印象ではないのですが・・・。とにかく、又一人又一人ポツリポツリと出ています。当地区の流行が少し早かったようです。京都では第8週がピークのようで、全国的にはまだまだ増えているところもあります。小流行のレベルから中流行に近づいているようです。今週はB型が多く、週の後半はかなり少なくなりましたので、春休みにもなることから、さすがにもうそろそろ減ってきそうですね。高熱があるので調べても陰性、というケースが増えてきています。感染性胃腸炎は今週は年齢の小さいお子さんが非常に多く、かなり重症な人もありました。点滴も沢山の方にしました。
  今週末は幼稚園の卒園式があったところが多かったですね。22日が京都市の小学校の卒業式です。そしてもう春休みです。このあたりで流行は終息して欲しいですね。

■今週のトピックス<インフルエンザ情報 No.7>

  全国的にはインフルエンザはまだピークではないのでしょうか?増えかけて留まって、また増えて、という状態のようです。A型もB型も混在の流行で、前にB型が流行していたところでは、今度はB型。前にA型が流行していたところではB型、と本当に予測しがたい状況です。データは2週前の第9週のものです。
  2007年第9週のインフルエンザの全国レベルでの定点当たり報告数は、23.4(患者発生報告数112,057)と第2週以降増加が続いています。都道府県別では、福岡県(43.2)、三重県(40.4)、福井県(38.0)、沖縄県(32.8)、大分県(32.7)、宮崎県(32.1)、愛知県(31.7)、長野県(30.7)の順です。注意報レベルのみを超えている保健所地域は313(45都道府県)と減少しまたが、反対に警報レベルを超えている保健所地域は148箇所(35都道府県)と前週と比べて大きな増加がみられています。


定点当たり発生数の推移(京都市)[平成18年1月2日〜平成19年03月04日まで ]

  第36週以降これまでに全国の衛生研究所から報告されたインフルエンザウイルスの分離報告(総報告数1,333)では、AH1(Aソ連)亜型7.4%(報告数99例)、AH3(A香港)亜型55.9%(745例)、B型36.7%(489例)です。この様に、今シーズンはAH3亜型とB型の混合流行となっています。

  今シーズンのインフルエンザの流行は1月中旬(2007年第3週)から始まりましたが、6週間後の第9週でもまだ増加が続いています。これまでの各シーズンの流行をみると、今シーズンの流行のピークは近いと思われますが、今後ともインフルエンザの発生動向には注意が必要です。

● リンク
京都市衛生公害研究所 国立感染症研究所感染症情報センター

 

copyright(c) 2003 Yamauchi Clinic. all right reseaved.