山内医院では、厚生労働省感染症サーベイランスを1週間単位で実施し、保健所に報告しています。そのデータをもとに、分かりやすく加工し直したのが、このページです。いまこの地域ではどんな病気が流行っているのか、感染防止の目安にして下さい。
■= 10 ■= 1
2007年2月26日〜3月4日

(第9週)
6


12


1
2 3 4 5 6 7 8 9 10

14
15

19
20



咽頭結膜熱 (プール熱)
            0
A郡溶血性連鎖球菌感染症
      1
  1
1
  2

    2

   
7





感染性胃腸炎 1
1
1
1
3


4



3


1
1
  1
2

  3


22


水痘
      1
3


1
                5




手足口病
                1
          1
伝染性紅斑(リンゴ病)
                  1
      1
2

突発性発疹
    1
                      1
百日咳
                            0
風疹
                            0
ヘルパンギーナ
                            0
麻疹
                            0
流行性耳下腺炎
                            0
RSウイルス感染症                             0

インフル エンザ 6


12


1
2

3

4 5 6 7 8 9 10

14
15

19

合計
60





  1
3


1
6




5




2

1
3


2

1
9







3


37







20

29
30

39
40

49
50

59
60

69
70

79
80


           
3


10
6




 
3


1
               
23



【今週のコメント】
  3月になりました。1週間前とは天と地というほど気温差がありました。この日曜日の暑さ!5月上旬の陽気、最高気温22.8度だそうです。日中はコートなんか着ていられない、半そででも良いくらいでした。今年は桜の開花も早そうですね。花粉飛散数も予想以上に多く、今年から花粉症の症状の出たお子さんも沢山ありました。
  インフルエンザはまだまだ横ばいで続いています。大流行の年ほど多くはありませんが・・・。今まであまり流行していなかった小学校でも増えてきたり、幼稚園、保育所でも今、流行しています、というところが多くなりました。もう3月ですが!この暑さにもかかわらず!しかもB型が増えてきているわけではなく、まだまだA型が中心です。パラパラとB型の人が混じっているくらいです。もともとB型の流行から始まっていますし、今年は今までとは全く違う流行の様相です。感染性胃腸炎の数はまだ波があります。小さいお子さんはロタウイルスが出るか、その特徴を持っている人が多く、幼児でもひどい下痢と全く食べられずに点滴が必要になった方もありました。これは5月くらいまで続くでしょう。
  生活発表会や作品展のシーズンです。お別れ遠足もあったりして、あっという間に卒業、卒園の時期です。楽しく元気に過ごして下さい。

■今週のトピックス<インフルエンザ情報 No.6>

  インフルエンザは上述のように横ばい状態で続いています。5年前の2001−2002シーズンの流行に近いようです。それよりも数は少ないですが。最近は簡単にA型かB型かが分かるので、今年は画一型の流行ではない、ということがはっきり分かります。まとめてみればちょっとした流行の形式のデータが取れるかも分かりません。
  2007年第7週のインフルエンザの全国レベルでの定点当たり報告数は、11.9(患者発生報告数56,852)と第2週以降増加が続いています。都道府県別では、愛知県(32.9)、福岡県(21.7)、三重県(21.5)、山形県(20.3)、岐阜県(15.8)、宮崎県(15.3)、大阪府(15.3)、大分県(15.2)の順です。注意報レベルのみを超えている保健所地域は228(40都道府県)と増加し、警報地域を超えている保健所地域も37箇所(13府県)と前週と比べて増加がみられています。全国平均を上回っている府県は中部、近畿、九州地方に多く、中国、四国地方では全ての県が全国平均を下回っています。

 

  2006/07シーズンとしては、2006年第36週以降これまでに153,667例の報告があり、年齢別では5〜9歳が28.6%と最も多く、次いで10〜14歳(23.2%)、0〜4歳(19.2%)の順となっています。例年と比べると4歳以下の割合が減少している一方で、10〜14歳の割合が増加しています。

 

  第36週以降これまでに全国の衛生研究所から報告されたインフルエンザウイルスの分離報 告(総報告数660)では、AH3亜型(A香港型)57.0%(報告数376例)、B型36.1%(238例)、AH1亜型(Aソ連型)7.0%(46例)です。依然としてAH3亜型が最多ですが、最近ではまたB型の報告も増加してきています。

 

● リンク
京都市衛生公害研究所 国立感染症研究所感染症情報センター

 

copyright(c) 2003 Yamauchi Clinic. all right reseaved.