山内医院では、厚生労働省感染症サーベイランスを1週間単位で実施し、保健所に報告しています。そのデータをもとに、分かりやすく加工し直したのが、このページです。いまこの地域ではどんな病気が流行っているのか、感染防止の目安にして下さい。
■= 10 ■= 1
2007年1月22日〜1月28日

(第4週)
6


12


1
2 3 4 5 6 7 8 9 10

14
15

20
20



咽頭結膜熱 (プール熱)
              0
A郡溶血性連鎖球菌感染症
              1
1
1
1
      4



感染性胃腸炎   1
1
2

      2

  2

  3


   
11
水痘
    1
  1
  1
              3


手足口病
    2

1
                    3


伝染性紅斑(リンゴ病)
                            0
突発性発疹
  2

2

                      4



百日咳
                            0
風疹
                            0
ヘルパンギーナ
                            0
麻疹
                            0
流行性耳下腺炎
                            0
RSウイルス感染症   1
  1
                    2


インフル エンザ 6


12


1
2

3

4 5 6 7 8 9 10

14
15

19

合計
20

        1
      2

1
 
11
1
16




20

29
30

39
40

49
50

59
60

69
70

79
80


           
  2

2

                    4



【今週のコメント】
  雪は降らずに雨になり、またまた暖かい1週間でした。来週末は少し寒くなるようですが、今年も又暖冬です。スキー場は再び雪不足で、大変な問題になっているようです。
  インフルエンザはすこしずつ増えています。今週は地域の中学校の1年生の間でB型のインフルエンザが大流行しています。1クラスから始まって少しづつ他のクラスにも波及してきています。兄弟の関係か同じ地域の小学校、3,4,5年でも同地区では多くなってきています。他地域ではA型がパラパラみられています。A型はあまり急激には増えないようですね。クラスの中で少人数です。6歳以下の年齢では極端に少ないです。感染性胃腸炎も少ないですが、ロタウイルス胃腸炎か?と思われる患者さんも少しみられだしました。1月のこの時期にすれば、全体の患者さんの数は少ないです。RSウイルス感染症を思わせる呼吸器症状の強いお子さんはパラパラ。インフルエンザが少ないだけに、病院でもRSの方が重いので、入院している患者さんはRS感染症の方が多いということでした。流行の始まりの遅かった2年前も暖冬で、少し冷え込んでからアッという間に、B型の大流行の年になりました。今年も似ているのですが、どうでしょう?2年前の抗体をまだ持っている人が多ければ大流行にはならないでしょう・・・、ウイルスは2年前とは少し変異していますので、再びB型に感染する方も多くなるでしょうか??いずれにしても、あまりインフルエンザでは思い方が少ないのが救いです。来週は少し寒くなるようです。くれぐれも体調管理に努めてください。

■今週のトピックス<花粉情報 No.1>

  1月の末になるとそろそろ今年の花粉の飛散の様子が気になりだします。ボチボチ、予防の薬を取りに来られる方もあります。まだまだ花粉は飛んでいませんが、鼻の様子がおかしいという方もあります。今年の花粉飛散量は幸い昨年同様多くは無いようです。少しはホッとしますね!

[花粉飛散量]
  2007年 春のスギ・ヒノキ科花粉総飛散数は全国的に過去10年平均より少なめでしょう。また2006年と比較し、東日本では多くなる地点もありますが、おおむね同じ程度でしょう。西日本はおおむね1/2前後の少ない見込みです。
これまでに得られた過去20年余りのスギ・ヒノキ科花粉の結果から、前年7月の平均気温や日照時間が平年より高かったり、多かったりするほど、翌年の花粉数が多くなることがわかっています(地域によっては前年の6月や8月の気象因子が予測に適している場合もあります)。2006年の7月の平均気温は、西日本の一部を除き全国的に平年並みでしたが、梅雨明けが遅かったこともあり、日照時間は平年よりかなり少なく、また昨年よりもごく一部を除き少なくなっていました。このため、過去10年の平均値(平年)と比較すると、2007年の飛散数は東日本で30〜50%、西日本は50〜100%、また2006年と比較しても東日本は総じて同程度、西日本は50%前後、一部同程度でしょう。

[飛散開始時期]
  スギ花粉の飛散開始は晩秋の気温が平年より高ければ例年より遅くなり、低ければ早くなる傾向があります。スギ花粉の飛散開始旬が同じ地点を線で区切った2007年の予測前線図から、現段階では平年並と予想されていますが、11月から冷え込み、年内に大雪があるとスギ花粉前線は予測図より南下し、飛散開始は早まるものと思われます。また11月になっても暖かい日が続けば、スギ花粉の一時的な年内飛散も観測されますが、実際の飛散開始は年明けて関東南部や東海では2月上旬になる可能性があります。3月上旬には東北南部や北陸に到達し、本州北端には3月中旬になるものと予想していますが、大雪になると同下旬になるでしょう。そして北海道に上陸するのは早くて3月下旬となりますが、雪次第では4月上旬となります。いずれにしてもスギ花粉前線は2月上旬から4月上旬の2ヶ月かけて日本列島を横断するものと思われます。

● リンク
京都市衛生公害研究所 国立感染症研究所感染症情報センター

 

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