【今週のコメント】
週始めの雨の後は比較的暖かな1週間でした。昨年と違って今年は又暖冬です。週末はセンター試験、又中学受験も始まりましたね。
16日に当院では始めてのインフルエンザ陽性者が出ました。B型で高校生でした。家族内感染ありです。そして翌日には年齢の小さいお子さんでA型陽性。後はパラパラとA型が続きました。ただし、本当に大流行するときは、この日から、という感じであっというまに、沢山の患者さんが来られるのですが、全体の患者さんの数は全く多くありません。感染性胃腸炎が非常に少なくなったので、あっという間にこの少なさで、インフルエンザとの数が逆転してしまいました。来週はどうなるでしょう?7年ぶりに流行しない年かも!後はやはり、溶連菌感染症、伝染性紅斑などが目立ちました。マイコプラズマ肺炎もまだまだ多く、RSウイルス感染症と思われる、重症ではないものの気になるお子さんが見られています。暖冬とはいえ、これからはもっと寒さが厳しくなります。インフルエンザの流行が始まりましたので、2週後には、厚労省からインフルエンザ注意報発令の発表があるでしょう。新型インフルエンザ流行阻止の対策指針案も発表され、混乱されている方もあるかもですが、皆様方、まずは手洗い、うがいくらいから、感染予防に気をつけてください。
■今週のトピックス<インフルエンザ情報 No.3>
今週第3週、まさに16日より、全国各地で本当に突然という感じでインフルエンザの報告が増えだしました。上述のようにインフルエンザの流行期に入ったといえます。ただ、厚労省の集計は2週遅れになりますので、今週のインフルエンザ情報はまだ、年末のものになります。いずれにしても例年よりは流行の開始は遅いです。
インフルエンザの全国レベルでの定点当たり報告数は、第1週は0.22(患者発生報告数1,010)と減少しました。診療日数が少ないせいもあります。管内が注意報レベルを超えた保健所地域はなく、警報レベルを超えた保健所地域も存在していません。都道府県別の定点当たり報告数は、宮崎県(2.03)、岐阜県(1.22)、沖縄県(0.84)、愛知県(0.70)、長野県(0.60)の順となっています。

第36週以降これまでに全国の衛生研究所からのインフルエンザウイルス分離報告では、B型47%(報告数27)、A/H1亜型(Aソ連型)22%(報告数13)、AH3亜型(A香港型)31%(報告数18)が報告されています。流行開始まではB型の報告が随分多かったです。当院でも第1例はB型でした。その後A型が増えてきています。AH3亜型も最初の頃よりは増えてきているようです。

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