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 山内医院では、厚生労働省感染症サーベイランスを1週間単位で実施し、保健所に報告しています。そのデータをもとに、分かりやすく加工し直したのが、このページです。いまこの地域ではどんな病気が流行っているのか、感染防止の目安にして下さい。

■= 10 ■= 1

2005年7月11日〜
        7月17日
(第28週)
6


12


1
2 3 4 5 6 7 8 9 10

14
15

20
20



咽頭結膜熱
                0
A郡溶血性
連鎖球菌感染症
              1
            1
感染性胃腸炎     1
1
      1
  3


1
2

  1
10
水痘
            1
              1
手足口病
      1
                    1
伝染性紅斑
(リンゴ病)
                            0
突発性発疹
  2

                        2

百日咳
                            0
風疹
                            0
ヘルパンギーナ
      2

1
1
1
2

  2

  1
    10
麻疹
                            0
流行性耳下腺炎
      1
1
1
2

  1
          6





RSウイルス感染症                             0

インフル エンザ 6


12


1
2

3

4 5 6 7 8 9 10

14
15

19

合計
0
                          0
20

29
30

39
40

49
50

59
60

69
70

79
80


           
                          0
【今週のコメント】
  週末は非常に暑くなりました。そして18日に近畿地方も梅雨明けが発表されました。突然にセミの声も聞かれだし、あ、もう夏休みなんだ・・・と、やっと実感されてきました。祇園祭は宵山、巡行が土日と重なり、本当にすごい人出でしたね。暑い中、浴衣を着て出かけられたご家族も多かったのでは?今週もまだヘルパンギーナ、おたふくかぜが多かったですね。ヘルパンギーナは例年、今週あたりがピークで夏休みが始まると減っていきます。うつる機会が減りますので、他の病気も少なくなりますね。今週は熱が続いて採血したり、点滴したり、というお子さんが多かったのですが、意外と小学生の年齢の大きいお子さんの方が目立ちました。でも、突然高熱が出ても1日くらいで下がっている場合が圧倒的に多いので、夜中の突然の発熱にあわてて病院に行かなくても、少し様子を見られても大丈夫ですよ。熱が続いている場合も殆どがウイルスによるものなので、抗生物質を出しても効果が無いようです。薬を飲まなくても治るし、飲んでも治らない!!行事のために1日で熱を下げる薬や注射・・・なんて無いでね・・・。本当に残念ながら日にち薬が一番です。

■今週のトピックス <急性虫垂炎>
  いわゆる”盲腸”といわれているものです。盲腸の先端についている虫垂突起という部分が急性の炎症を起こすものです。今週はこのお話をします。虫垂炎は乳幼児には殆どみられませんが、4歳を過ぎた頃から多くなり、10歳以上では成人と同じ頻度で発病するようになります。

[原因]  虫垂突起の部分がつまったり、細菌感染を起こす為と考えられています。かぜや便秘、胃腸炎が誘因となることもあります。

[症状]  激しい腹痛に微熱や嘔吐を伴います。一般に腹痛はみぞおちやおへその辺りから痛みだし、しだいに右下腹部に痛みが集中するようになります。痛みはずっと続き途中でおさまる事はありません。この典型的な腹痛は55%くらいで、子供の場合は痛み始める部位はいろいろで、幼児の場合は痛みを上手に表現することが出来ず、どんな痛みかわからないことが多いです。前かがみになって痛がったり、体を前屈しないと歩けなくなります。また、子供の虫垂炎は進行が早く、虫垂に孔があいてしまうことが多いです。特に6歳以下の穿孔率は60〜70%といわれています。痛みの訴えが正確でないことが多いので、診断が難しいこともこの一因といわれています。

[治療]  炎症の軽い場合は、抗生物質治療で効果があります。子供の場合は手術で虫垂切除するのが原則のようです。膿瘍を伴う場合は、手術後にその部位にチューブをさし込んで膿を出し、膿がなくなるのを確認するドレナージ治療を行います。


  子供の虫垂炎は診断が遅れることが多い為に、腸に孔があいてしまうケースが多くなります。おなかが何時間も痛み続けたり(周期的に痛くなったり治ったりはしない!)嘔吐がある場合は、早めに受診するようにして下さい。

● リンク
京都市衛生公害研究所 国立感染症研究所感染症情報センター

 

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